あるアナクロ技術者の日常のひとコマ

あるアナクロハードウェア技術者のちょっとした日常など

子を持つ親として、ちょっと考えてみる

んーと、某小学生の事件、インターネットがどーのこーのとかいろいろ報道されてるようですが。
「子供同士のインターネットによるコミュニケーションがどーの…」とかゆーのをみて、かみさんと二人「そんなんが問題じゃないでしょ」とTVにツッコミ(笑)
まぁ、あえて差分を言うとしたら「文字に残る」だけの話。
なので、単純に聞き流していたものを再度確認することができてしまう、というメリットとデメリットがあるのが違いとして存在するわけで、それを除けば基本的には実社会と大差ない。
個人的にはインターネットというものをマクロ視点でみた文字による井戸端会議って認識持っていたりして、だからこそインターネットでの情報というのは口コミとして捉えている。
こーやって捉えてみると、企業人としてはインターネットの情報による怖さを理解できると思うし、個人としてみれば美味しいお店の情報とかに対する当たり外れの可能性も正確に認識できると思う。
そして、そんな世界とのつながりを制限することによって子供たちを箱入り状態にしてしまうわけで、そうすることで良い結果が生まれるか?ということを考えてみれば、それがどんなに愚かなことかも理解できると思う。
そんなことよりも、文字に残ることで発生する責任というものを明確に教えることの方が大切だろう、と。
その昔、学校とかで「自分の発言に責任持て!」とか言われた記憶のある人も案外多いんじゃないですか?実現することの難しさと併せて、道徳的な面でそんな教育を受けた記憶がある私からすれば、それをもっと小さい時から教え込んでいくだけの話だと思うんですけどね。
「ある一定の歳までいかなければ教えることは難しい」だのなんだのと、大人の理屈で制限していることの方が馬鹿らしいとも思うので、別に意味を理解できる/できない、なんて境界線作らずに、教えるだけ教えておけばいいじゃないですか。
こんな風に考えている私は、何か親として問題ありなんでしょうか?そんな疑問すら感じる現在の社会状況に、ちょっとだけ不安も感じていたり。