あるアナクロ技術者の日常のひとコマ

あるアナクロハードウェア技術者のちょっとした日常など

RASの魅力

RASにどっぷりはまっているおぢさん的に、なぜハマったのか記録してみようと思う。

 

先のエントリーで書いた通り、ラウクレを買ってみていると、Roseliaと比較したときに顕著にわかるのが、5人で完成形を目指すRoseliaと、核(コア)となる部分を共通認識として共有しつつ好き勝手に全力で暴れるRASというバンド自体の違いがある。

組織論的にも、リーダーの指示のもと、一致団結する組織に比べ、目標を共有しつつ、個々が最善を探して全力で進む組織の方が効果的にパフォーマンスを発揮する、と言われたりするわけだけど、それをバンドとして体現しているのがRASというバンドの最大の魅力だな、と思うわけです。

例えるなら、5人全員で満月のような真円を目指すのがRoseliaとすれば、核を5人で共有した上でメンバーがそれぞれ全力出して溢れたエネルギーがプロミネンスのように溢れて出てくる太陽のようなバンドがRAS、という感じなんですよね。

 

個々のメンバーも魅力的で、太くストレートに届くボーカルに、そこにスパイラルのエネルギー加えて、貫通力を増してくれるDJ、魅せる演奏パフォーマンスをしているキーボードとギター、そして曲の勢いと、バンド自体の推進力になっているドラム。

正直に言えば、ライブ映像を見て、ドラムの夏芽さんが凄い演奏しているのに楽しそうに素敵な笑顔でドラムを叩く姿が無茶苦茶格好良いと思ったのが、RASにハマる一番のきっかけだったりしたんですけどね。

そしてキーボードの倉知玲鳳さんの魅せる動きも感動的だし、ギターの小原莉子さんが演奏中に見せる陶酔したような姿の美しさ。

演奏技術もしっかりあって、魅せることにも注力していて、メンバー全員がそれぞれ全力を出しても他のメンバーがそれに応えられる実力もあるとか、どれだけ全員の実力が高いレベルにあるんだ、とか言いたくなるくらい見ていて飽きないバンドだと思いますし、RASのライブは魂を揺さぶるパフォーマンスをしているなぁ、と思っているのです。

ちなみにゲーム内MVを先に見て、「暴れている」ような表現があるのに、「現実のライブの方がもっと暴れている」という感じがあって、リアルの方がアニメ超えてるのって、なかなか無いよな、とも思ったりしたのですが(リンク先は同じ曲だったりするので、比較してみるとわかりやすいかも)。

 

しかしラウクレでRoseliaも見ているのに、RASに惹かれるのは、なぜなのかな?と思ったりもして、なんだろう、尾崎豊にはそれほどなのにBlueHeartsにハマったのと同じ感覚なのかなぁ?と思ったりもします。

このへん、誰かわかる人がいたら教えてほしいところ。

ともかく、こんなオッサンでも、RAISE A SUILENを全力で応援しています。