あるアナクロ技術者の日常のひとコマ

あるアナクロハードウェア技術者のちょっとした日常など

在宅勤務

皆様、ご無沙汰しております。

気が付けば1年以上書いていませんでした。

…もう少し頻繁に書くようにする必要があるな、とつくづく思いました…

 

で、この時期、皆さん在宅勤務になっている方も多いでしょう。

私も在宅勤務主体に移っているのですが、連休直前に対策のお仕事が来てしまって自社に出社して対応しました。

依頼元は別の場所で測定、対策していたわけですが、このご時世だけにブツだけ送ってもらってこっちで全面的に対応する、という形になったわけです。本来なら即時出張対応して解決させるように動きましょう!なんですが、今はそんなこと言えないわけで…

正直、そんな切羽詰まった状態になる前に連絡してくれよ、と言いたいところですが、とある大人の事情を聞いて少し黒い感情が渦巻いております<ぉぃ

 

まぁ、そんな話はさておき。

在宅勤務に関して、在宅と無関係のお仕事も当然あるわけです。

そんな仕事している人からすると、家でPCの前に座って遊んでるだけなんでしょ?みたいなイメージあるのか、かみさんに「家にいるんだから、庭木の手入れとか、仕事の合間にできるでしょ」とか平然と言われ、喧嘩になったりとかしたこともありました。今はそんなことないどころか「あれだけ集中して画面追ってるとか、そりゃ疲れるよね」と理解を示してくれていますが、仕事の内容がわからないと、そういうイメージだけで言われることもあるんだなぁ、と思ってしまいます。

 

ただ、在宅勤務をすると、良い点も悪い点も見えてくるわけです。

まずは良い点を…

  • 通勤時間がいらない
  • 周りの目が気にならない&周りが静か
  • 家族との時間が増える

と、良いこと多いですね。

通勤時間が不要なのは、結構大きいです。田舎だけに自家用車で通勤していますが、渋滞がないので、気持ち的に楽になります。

あと、職場環境って色々な人の声が聞こえてきていたり、精神的に周りに気を使っているんだな、と実感しました。

また、自分だけでなく、子どもたちも学校が休校だったりして家にいるので、三食一緒になるんですよ。これは家族の時間が増えるという良いことだな、と。

 

では、その逆に悪いところを。

  • 勤務時間が決まっていて、定時間拘束される
  • 仕事に集中しすぎる
  • 仕事とプライベートの区別がつけにくい

正直、必要な仕事して期待する成果出たら終わり、とかにならないですかね?

そうなってくれると在宅のメリットがめいっぱい活かせるので、余った時間を副業やら趣味やらに充てられるのではないかと。そうなると、各自の生産性って大きく向上する気がします。

ただ、ここで注意が必要なのが、集中しすぎてしまうという点。

簡単に言えば、時間を忘れますし、時間だけでなく曜日感覚もなくなっていってしまうので、24時間いつでもどんとこい!状態になってしまうわけです。

この日本でこの状態になるってのは、ブラック社員まっしぐらになりかねないので、そこは自制しましょう。まぁ、在宅に先駆けて社有のスマホを渡されていた時点で、その可能性を絶対回避すべし、と自分に言い聞かせているので、そこまでにはならない、と思いますが…

というわけで、仕事に集中しすぎた結果、家族との食事の時間に気持ちを切り替えるのが非常に大変で、通勤時間の重要性も理解できるわけですよ。

なんとなく新型コロナ対応と称して、こんな期間が長引けば、こういう「これまでの人事評価制度」自体を見直す動きが出てくるんだろうなあ、と思っているわけですが、「いかにして人件費を抑えるか」というような発想している経営陣がいる会社は、ダメな方向に振り切った人事施策を出してきそうで、そういう意味では「経営者の資質を問う試金石」と言えるのかな、と思い始めています。

そしてその経営層の施策を見て、いわゆる「できる人」という層が、経営者の能力を判断して転職活動するという時代に移行していくのでしょう。ある意味、今の若年世代にもそういう人たちがいるのは事実ですが、それが全世代に加速して広がる、という感じですね。2年後くらいには、もしかしたら私も転職しているかもしれません(笑)

 

そんなわけで、久々に長文書いてみました。

皆さん、StayHome!でこの状況乗り切りましょうね。